Add Me!Close Menu Navigation

テクノロジー、コミュニケーション、イベント&コミュニティと、新しい文化について。

Add Me!Open Categories Menu

ガラケー片手にロンドンへ


Photo by tata_aka_T

後から振り返って「あれが人生の転機だった」と思えるような事っていくつかあるけど、その中の一つが去年の2月、香港で行われたミーティングで、アジア・パシフィックの各国からDigitalチームの代表が集まって3日間休みなしに議論をしたことだ。

中国の凄まじい「炎上」や、政府から完全に離反した新聞を相手に政府公報をする韓国チームの話など、メディアや社内メールから伺い知る事ができない話が「生々しく」刺激的であり、PRという仕事の奥の深さや、各国の事情の複雑さを身にしみて感じた。

また逆に、僕が勝手に「日本だけ」と思っていた事の多くが間違っており、これまた良くも悪くも不思議な感覚だったが、何よりそうした「友人」たちと分かり合えたのが感動的に嬉しかった。
この3日間が、間違いなく自分の原体験(と言っても1年前だけど)となっている。

アメリカのSNSのローカライズをやっていたのが3年前、言語や文化の違いを身に染みて感じて以来、インターネットの使われ方、特にSocial Media上の行動において、何が同じで何が違うのか、何が「日本独特なのか」が、自分の中での大きなテーマになっている。

その間、アメリカではオバマの奇跡を経験し、イランとTwitterの事件があり、以前よりもっと社会的で積極的な意味を持つようになってきた。

「デジタルネイティブが世界を変える」では、ネット世代の行動指針として次の8つを挙げている。

ネット世代は何をする場合でも自由を好む。選択の自由や表現の自由だ。
ネット世代はカスタマイズ、パーソナライズを好む。
ネット世代は情報の操作に長けている。
ネット世代は商品を購入したり、就職先を決めたりする際に、企業の誠実性とオープン性を求める。
ネット世代は、職場、学校、そして、社会生活において、娯楽を求める。
ネット世代は、コラボレーションとリレーションの世代である。
ネット世代はスピードを求めている。
ネット世代はイノベーターである。

しかし、アメリカではFacebookの普及率が50%を超えているのに対し、日本では(PCベースで)20%弱、これはcomScoreのデータではアジアパシフィックの中で最も低い。

また、DanKogai氏は次のように指摘している。

米国やBRICsと日本や欧州とは決定的に見える違いが一つある。それが人口ピラミッドだ。後者のそれは、数で旧世代に負けている。本書の価値が、自然の勢いにまかせておけばいい前者に対してより後者、特に日本に対して高い所以である。やつらに任せろ – 書評 – デジタルネイティブが世界を変える

私が所属しているEdelmanの信頼度調査「Trust Barometer」によると、日本人がもっとも信頼している情報源として、最も高いスコアは「新聞」であり、これは他の国と比較して特筆すべき特徴のひとつだ。

マーケターの立場からすれば、この事実を無視して、アメリカや他の国の事例をそのまま適用すると、多くの場合期待通りには行かないだろう。

さはさりとて-。
去年から流行しているTwitterは多くの人が「実名」でアカウントを開設、少なくない人が自分の会社名や所属先を明らかにしている。

日本では恐らく100万人程度が使っていると思われるFacebookもブームの兆しを見せ、アイシェアの調査によれば、「実名公表が広がるきっかけになる」と回答した人が41.5%もいる。

絶対数としては少ないものの、「匿名文化」と言われていた日本のネット文化には明らかな変化だ。

また、「日本人は議論を嫌う」という主張は一般論としてその通りかも知れないが、Ustreamや特定のハッシュタグ、Togetterに、実名で堂々と議論している場面に出くわすと、「日本人は議論を嫌う」と一言で切ってしまうことに、何か大事なものを見失っているような気もしてくる。

他にも特に学生たちの「社会起業家」ブームや、彼ら・彼女らのソーシャルメディア活用、経済産業省や文科省のネットを活用したプラットホーム、LivedoorのBLOGOSなど、3年前には考えられなかったことが次々と起こっている。

来年、再来年にはもっと大きな変化が起こるかも知れない。

ここから本題。
日曜日から約一週間、ロンドンにて行われるカンファレンスに参加する。
各オフィスのDigitalプラクティス担当者が集まり来週から1週間、今度はヨーロッパチームも併せてカンファレンスがあり、日本オフィスの代表として出席することになった。

移民を中心に若年層が多いアメリカや、成長市場であるアジア諸国とは異なり、ヨーロッパの多くの国は成熟市場であり、日本ほどでないにせよ高齢化が進んでいる。その中で彼らはSocial Mediaに何を期待し、どう活用しているのか、しっかり議論してきたいと思う。

また、日本ならではの特徴であり、外せないトピック=「モバイル」についてはしっかり日本のことを紹介してくるつもりだ。

ad:techで講演をしてきた藤田氏も次のように語っていた。

とにもかくにも、10年進んでいるということは、それだけの優秀な人材がいるということ。だから、彼らが海外とダイレクトな交流をもっとすれば、自分たちの価値がわかるし、ビジネスを海外に広げるチャンスが必ずある 「日本人だけが知っているガラパゴス」という事実にヒントがあるかも知れない―D2C 藤田氏、「ad:tech san francisco」参戦記(2/3) 

最近iPhoneばかり使っていて出番がないW64Hを片手に、いくつかの企業の事例や独特のコンテンツ=絵文字、デコメ、着うた、携帯小説、漫画なんかを見せつけて来たい。もはやパケ死なんて気にするか!

ということで、行ってきます。
社内会議ですが、雰囲気だけでもTwitter等でお伝えできればと思います。
ではー!

 
 
 
 
 
 
 

え、auってイギリスでは使えないの??? orz

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

Posted By nshoji

3 Responses to “ガラケー片手にロンドンへ”

  1. ブログ書いた「ガラケー片手にロンドンへ」 http://bit.ly/d6cU6H

  2. 現地からの更新楽しみにしてます!RT @nshoji ブログ書いた「ガラケー片手にロンドンへ」 http://bit.ly/d6cU6H

  3. husaosan より:

    @okappan こちらでは? RT @nshoji ブログ書いた「ガラケー片手にロンドンへ」 http://bit.ly/d6cU6H

Leave a Reply




WP-SpamFree by Pole Position Marketing

Search / 検索

Archives / アーカイブ

Comment / コメント

Category / カテゴリー