Add Me!Close Menu Navigation

テクノロジー、コミュニケーション、イベント&コミュニティと、新しい文化について。

Add Me!Open Categories Menu

POWER TO THE WRITER!


Photo by Markus Rödder
自分の最も好きなサッカー・ジャーナリスト/写真家に「宇都宮徹壱」さんがいる。
日本代表の試合の翌日は、彼がスポナビに書くコラムを真っ先に見るのがずいぶん前からの習慣になってしまった。

多くのサッカーファン同様、彼のフェアで愛情のこもった文章はいつも面白い。彼のコラムを読まないと、何だかゲームが終わった気がしないくらいだ。

さて、そんな宇都宮さんが最近Twitterを始めたらしい。

宇都宮徹壱 @tete_room

早速フォローし、試合中の宇都宮さんの一言ひとことを興味深く味わっている。
さて、ある日のTweetのこと。

遅まきながら、おはようございます。今日は秋春制問題と松本山雅の原稿を1本ずつ @tete_room

原稿を読んでみたかったので、早速恐れ入りながら「どの媒体ですか?」と@Replyで尋ねたところ、

秋春制はスポナビ、山雅はエルゴラですが、こちらはほんのちょっとの分量です @tete_room

と丁寧にも返していただいた。
結局、スポナビは最近アップされ、エルゴラも購入して拝読することができた。

ここで気づいたのは、iPhone購入以来、紙媒体を購入するのはかなり久しぶりだということだ。
恐らく宇都宮さんがTwitterをやっていなければ、また私のつぶやきに返信をしていただけなければ、恐らくエルゴラを購入することはなかっただろう、ということだ。

いまや、TwitterがWEBサイトのトラフィックに与える影響は決して無視できないものになっている。
ただ、これはWEBサイトに限ったものではない、というのは、多くの人がTwitter上で

「以前よりテレビを見るようになった」

とつぶやいていることからも、明らかだ。
当然、雑誌や新聞も然りだろう。

この見方は、「媒体」側に取って朗報なのだけども、恩恵を受けるのは、ライターや写真家や、(媒体に属さない)編集者にとっても同様。(しかし、それを積極的に伝えている方はあまり見ない・・・)

ブログやUSTREAMなどで素人が作ったコンテンツが多く消費されている現状だが、クォリティにおいてプロにかなう訳がないから、「ライター買い」したい人はそれなりの数がいるはずだ。(コンテンツの嗜好性から、新聞より雑誌的な題材のほうが向いていると思う。)

しかし、今まではそれを探す「手立て」がほとんどなかった。一週間に一回検索する手間は普通かけないし、ましてや紙媒体ではお手上げだった。

ただ、本人がTwitterを始めて、それをフォローさえしていれば、必ずどの媒体に記事を提供しているか分かるようになる。「どの記事を書いた」というのは本人が伝えることができるから、「署名記事」でなくても良い

そして、それをきっかけにして新たな購買行動が発生する訳だ。

これはマネタイズの問題でもある。

例えばITジャーナリストの佐々木俊尚さんが有料メルマガを配信しているが、ネットのコンテンツに対して直接お金を払う仕組みは、読者、配信者双方にとってまだまだ敷居が高い。
しかし、雑誌や駅売りの新聞なら、流通という意味でマネタイズの仕組みは完成している訳だし、ライターにとっても「原稿料」という形でマネタイズが可能である。
コンテンツ作成者の視点で言えば、自分でTwitter等でトラフィックを発生させて、マネタイズの部分だけ(コストは発生するが)既存のメディアの仕組みを利用するという言い方もできる。

人気のある作家を媒体が「抱えておく」という行為自体は昔からあったが、その「人気」がTwitterによって非常に民主的になった、という見方もできる。(ここがポイント)

ライターの評価として、例えば「xxx誌に連載中」や「xxxで執筆中」など、「媒体の評価を媒体に示す」という、権威主義的なものが多かった。

が、Twitterによって力関係が逆転する可能性も十分に出てきた。
評価を可視化する方法としては、それこそフォロワー数然り、WEB媒体であれば、Bit.lyなどを使って実際の流入数を計測することができる。

現時点では、実際に購買行動に与えるインパクトは誤差程度のものでしかないかも知れないし、コンテンツとしても、作り手の個性を発揮できるようなものだけではないかも知れない。

しかし、「書いたら必ず買う」ファンからしてみたら、これほどありがたいことはないし、逆にメディア環境の変化から(例:雑誌読まなくなった)読む機会が減ってしまうことほど悲しいことはない。

Twitterによって、それが解決されればこんなに素晴らしいことはない。
ライターさんに限らず、コンテンツを作っている方は是非Twitterにて情報発信をしていただきたいと切に思う。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

Posted By nshoji

One Response to “POWER TO THE WRITER!”

  1. POWER TO THE WRITER! | 4:55のinspiration http://bit.ly/9Yr2sW

Leave a Reply




WP-SpamFree by Pole Position Marketing

Search / 検索

Archives / アーカイブ

Comment / コメント

Category / カテゴリー